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2008.07.18  町田エクステリア日記

全国一のウミガメ上陸・産卵地の鹿児島県屋久島で、今年の上陸が観測史上最高ペースになっている。宮崎市内の産卵地では既に過去最高数を超え、福岡県福津市でも過去最高に迫る。関係者は「ウミガメが乗る海流の北上などの影響か」などと首をひねりながら、「保護活動が実ってきた面もある」と喜んでいる。  日本に来るウミガメの大半を占める「アカウミガメ」は、環境省のレッドリストで、近い将来絶滅する危険性が高い「絶滅危(惧ぐ)1B類」に指定。国内では80年代から保護活動が本格化した。主に5~8月に産卵し、屋久島は全国の5割前後を占める。  屋久島で85年から保護活動をしているNPO法人・屋久島うみがめ館によると、島全体の9割超を占める永田地区の上陸数は、6月末で延べ5243頭。観測史上最高を記録した04年(島全体で5643頭)の同時期の約1・5倍で、記録更新はほぼ確実だ。福岡県福津市の津屋崎海岸で18日朝、うみがめの産卵が確認された。同市周辺では03年に並ぶ過去最高の4回目の産卵(上陸数は03年7回、今年は6回目)。同市の担当者は「海水浴場での産卵は半世紀近くないのでは」と驚く。  過去20年で最高2頭だった鹿児島市喜入地区は今年既に7頭。宮崎市では、04年の過去最高(1246頭)を7月10日で超え、今も上陸している。NPO法人・日本ウミガメ協議会(大阪府)によると、和歌山、徳島など全国の主な産卵地でも今年は上陸数が多いという。  ふ化後の子亀は太平洋を流れて北米や中米の西海岸にたどり着き、産卵するため再び太平洋を渡って日本に帰る。諸説あるが産卵まで30年前後とされ、日本で保護活動が始まった時期と重なる。うみがめ館は「保護活動が実り、亀の生息数が増えつつあるのでは」と推測する。  一方、鹿児島大水産学部の西隆一郎准教授(46)によると、太平洋の黒潮(暖流)は年によってルートが変わり、北寄りになると産卵が早まる傾向にあるという。今年が北寄りなのかは確認できてないが「他にも天敵に食べられなかったなど多くの要素が絡み合う。ただ、数が増えるのは喜ばしいことだ」と話している。【福岡静哉】

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